2013年度 スローガン

描く夢からつく創造る希望へ 胸に情熱を 心に愛をのせて

2013年度 一般社団法人 芽室青年会議所 理事長所信

                         

                                                   

2013年度一般社団法人芽室青年会議所

理事長  村上 

 

 

                               

「希望という光を合言葉に…」

 

東日本大震災の発生から2年近くが経とうとしています。愛する家族や大切な人、住み慣れた家や心から穏やかに過ごせた場所、そのすべてを大津波によって失った人々、またそれに加え原子力発電所の事故の影響で、心の拠り所であったであろう故郷を追われた人々。そうした人々の失意はいかに深いことか想像し難い現実があります。被災された方々には一刻も早く心の平穏が訪れることを今もなお願ってやみません。

私自身、震災発生からおおよそ3か月後、自分に何かできることはないかと、被災地でのボランティア活動はもちろん、現地の方々の声を聞き、自分自身の目で確かめたい。そんな気持ちで東北各県を訪問させて頂きました。当時は、道路は寸断され、朽ち果てた家屋や瓦礫が町中を埋め尽くしていました。実際に現地を見て、改めて大震災が残した爪跡の深さ、被災された方々の悲痛さを実感し、「言葉を失う」という意味を痛烈に感じたのを今でもはっきりと覚えています。

 しかし、現地でのボランティア活動を通して感じたのは深い悲しみだけはなく、被災地の皆様がその悲しみに耐えながらも、「前を向いて進んでいこう」「自分たちの故郷は自分たちで甦らせる」という、強い「希望」を持った姿でした。私はその姿を見て「明日への希望こそがまちの復興を支える」との思いを強くし、また同時に、この「希望」こそが、我々青年会議所が望む「明るい豊かな社会の実現」の原動力でもあるのだと改めて確信しました。

希望は教えられるものではなく、自ら感じ望むものです。感じたところから得る学びが何より心を動かします。自らの希望に向かって生きるということは、自分の成長への喜びを見つけ、周りの支えてくれる人たちに感謝を感じ、そうすることで未来に幸せを描けるようになります。本年、一般社団法人芽室青年会議所は、この「希望」が生み出す「明るい豊かな社会の実現」を合言葉に取り組んでまいります。

 

 

「創立40周年!感謝を伝えたい…」

 

本年、一般社団法人青年会議所は誕生してから40年目という大きな節目の年を迎えます。この長きに亘る歴史には先輩諸兄の熱い想いと、情熱溢れる活動の一つ一つが積み重ねられてきたものであり、我々はその礎の上に立たせていただいていることに心から感謝をしなければなりません。そして、40年という歴史を紐解いてみると、その時々で注がれた熱い想いや若い力ならではの行動力、そして崇高な理念がありました。

創立から40年を迎えた本年、私たちはこれらをしっかりと受け継ぎ、様々な問題が山積する現代社会に、我々は何をするべきなのかということに一人一人が真摯に向き合い、本気の運動が時代を動かすという気概で、若者らしく果敢に挑戦していかなければなりません。そして、チャレンジ精神を忘れず地に足をつけた本気の行動を起こした時、我々はこの40年目の節目をもって、一般社団法人芽室青年会議所の価値を高め、地域に必要とされる団体として未来に飛躍することができるのだと思います。

長きに亘る歴史に心から感謝するのと同時に、創始の志を胸に深く刻み、新たなる時代の先駆者としてメンバー一丸となりこの一年を共に歩んでまいりたいと考えます。

 

 

「夢ある未来を仲間と創る…」

 

近年の情報化技術の発展は、これまでの人との関わり方、地域社会との関わり方を大きく変えました。自分が求める物や情報の多くはインターネットで手にすることが出来るようになったのです。またあらゆるサービスが商業化され、「結の精神」によって根付いていた地域社会のネットワークも崩壊しつつあります。まさに今の日本は、地域社会から個人社会へ、そして、孤独社会へ向かっているように感じてなりません。孤独社会となることは、人々の生きる目的や生き甲斐の対象は自分自身でしかなくなることを意味します。「他人のために」よりも「自分さえ良ければ」という考えが先行し、本来、日本人の根底にある「他人を思いやる心」が失われてしまうということです。

自分の為の人生でしかない場合、幾多の困難に直面した時、それを乗り越える気力を維持する事は出来ません。人は大切に想う人のため、地域のため、国のためであればこそ幾多の困難にも立ち向かっていけるのです。

物質的に豊かになった時代だからこそ、心の豊かさを見失ってはいけません。そして今こそ、「豊かさ」とは何かということをしっかりと考え行動することが我々には必要とされています。お金や物の豊かさや便利さ以上に、互いを思いやり、助け合い、共にたくましく「生き抜く力」と、自然や社会、人と人とのつながりの中で「生かされていることへの感謝」が漲る社会こそが、私たちが創造するべき「明るい豊かな社会」であります。

いつの時代もどんな時でも必ず人は手と手を携えながら、多くの夢を語り合いながら、困難に立ち向かい未来を切り開いてきたと思います。そして、確固たる目標を持ち、たゆまない努力を続けることのできる人こそが、まちづくりの礎となりうると確信いたします。

子供が大人になっても住み続けたいというまち、そして、私たち自身が誇りに思うまち創造のため、多くのまちづくりの『主役』を育てることを目標に活動展開してまいります。

「言い訳無し、待った無しの会員拡大」

 

私たちは今、志を同じくする仲間の急激な減少という大変な危機に直面しております。そして、この会員減少という危機は青年会議所全体についても同じことが言えます。しかし、私たちはこの事を言い訳としてはいないでしょうか?「芽室青年会議所だけが減少しているのではない」と自分自身への気持ちの言い訳としてはいないでしょうか?私たちは今、大変厳しい時代に青年会議所活動を行っていることは紛れもない事実です。しかし、言い訳をしていては何も始まりません。

未来を担う青年達が、40歳までという限りある時間の中、熱い想いで本気で議論し、業種や利害関係も考えず自分達の会費のみで運営している。どんな事でも果敢にチャレンジし、そして何かあればすぐに動き出す。こんなにまちの原動力となりうる団体は青年会議所以外他にはありません。私たちは今こそ、青年会議所の理念や活動を発信し、最も直接的なJC運動ともいえる会員拡大を実践しなければなりません。そして、このことこそが芽室JCのメンバーとして、JAYCEEとしての一人ひとりの責務であると考えます。

かつてないこの最大の危機をまずはしっかりと全員で共有し、メンバー一人ひとりが誇りを持って積極的に会員拡大に取り組み、青年会議所の魅力を伝え一人でも多くのメンバーを同志として迎えいれましょう。

ひとりでも多くの仲間を増やし、自信を持って「希望」に向かって前進することが、私たちの使命です。私たちが行うべき運動の原動力として、高い理想と情熱を持った仲間を増やしていくことは、必ずや明るい豊かな社会を目指すJC運動をさらに推進する大きな力となります。本年はメンバーが一丸となって「言い訳なし、待ったなしの会員拡大」を実行してまいります。

 

 

「愛と感動を胸に…」

 

私は『感動経験の多い人は魅力的な人間になる』という言葉を信じています。それは、感動した経験をたくさん持つ人は、誰よりも深く考え、真摯に取り組み、多くの汗と涙を流している人だからです。JCは、多種多様な背景を持つ、多くの同志とのかけがえのない出会い、そして幅広い経験の機会は、様々な価値観との出会いでもあり、自己成長の源となる刺激に溢れています。しかし、自らの意思で行動をしなければ、何も得られないのもJCなのです。つまり、感動経験をどれだけ持てるか、それら全ては自分次第であり、物事を柔軟に吸収できる素直な心、前向きで積極的な姿勢によります。

人生の成長期とも言える40歳までの時間に、この学び舎であるJCで深く考え、真摯に取り組み、多くの汗と涙を流すことは、必ずや自分自身を大きく成長させてくれるものだと確信しています。そして、JAYCEEであることの大きな意義の一つであり、最大の価値であると考えます。

 感動経験の多い人は、より多くの人の心を動かすことができます。立ち止まっていては何もできません。私たちは、失敗を恐れる前にまず一歩を踏み出しましょう。挑戦こそが感動をもたらします。

溢れる愛を胸に、仲間と共に挑戦していきましょう。

たくさんの感動経験を共に…。